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日本野鳥の会オホーツク支部ブログ

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【定例探鳥会報告】240317/濤沸湖白鳥公園

240317_濤沸湖探鳥会

240317_濤沸湖探鳥会

240317_濤沸湖_オオホシハジロ

240317_濤沸湖_オオホシハジロ

240317_濤沸湖_トモエガモ

240317_濤沸湖_トモエガモ

2024年3月17日 濤沸湖白鳥公園
濤沸湖水鳥・湿地センターに集合し、13時から探鳥会を行いました。
気温はかろうじてプラスでしたが、曇天で風も吹き始めていたので肌寒い中での探鳥会となりました。
数日前からオオホシハジロが見られているとのことでしたので期待はしたものの、潜水ガモの多くはかなり遠方にいたため、さすがに見るのは厳しいかな・・・と思っていましたが、幸運にも出てきてくれました。といっても距離は遠く、高頻度で潜水してしまう上に近くにはただのホシハジロもいたので、見極めることができた方はあまり多くなかったかも知れません。過去の例からすると、平和橋近くの開水面が広がればそちらの方にホシハジロとともに移動していくと思われます。そうなればもっと近くで観察できると思いますので、今後に期待ですね。
オオホシハジロで盛り上がっている最中に、「トモエガモじゃない?」との声が。比較的近くで背眠して休んでいたオナガガモの群れの中に、トモエガモが数羽混じっていました。こちらもオホーツクでは結構レアな種類です。オオホシハジロよりずっとわかりやすかったので、これは参加者全員確認することができたと思います。
寒さを訴える方も多かったため、1時間経過した時点で鳥合わせをして解散としました。
今年度最後の探鳥会はレアもの2種が出現する、とてもラッキーな回となりました。
珍しいものを見ることだけが鳥見の楽しさではありませんが、やはり滅多に見られない種類を観察できた喜びは鳥見の醍醐味の一つだと思います。
来年度の探鳥会でもこんな醍醐味が時々味わえたら良いなと大いに期待したいと思います。
今月下旬か来月頭には来年度の探鳥会予定(暫定版)をホームページの方にアップしたいと思いますので、今しばらくお待ちください。

【確認種】ヒシクイ、オオハクチョウ、トモエガモ(♂4+羽)、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、オオホシハジロ(♂1+羽)、ホシハジロ(♂1羽)、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カワアイサ、ウミアイサ、タンチョウ、ユリカモメ、カモメ、オオセグロカモメ、カワウ、アオサギ、トビ、オオワシ、オジロワシ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ムクドリ、ドバト、以上29種

【参加者】29名

報告:管理人

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【訂正】3月17日の探鳥会は13時からです!

3月17日(日)に濤沸湖にて実施予定の探鳥会ですが、支部報に記載された集合時間に誤りがありました。正しくは、以下の通りです。

【誤】→10:00
【正】→13:00

午後からの探鳥会となります。
訂正してお詫び致します。

ご友人・知人の方々にも以上の旨、お伝えいただけますと幸いです。
ご協力のほど、どうぞよろしくお願い致します。

支部長 川崎康弘

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【定例探鳥会報告】240204/網走港ぽぽ260

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2024年2月4日
[網走港ぽぽ260]
朝から雪がしんしんと降る天気の中、網走港で探鳥会を行いました。網走には1週間ほど前に浜辺から水平線までを流氷が埋め尽くし、探鳥会当日にも、波の音もなく壮観なオホーツクの流氷原が広がっていました。文字通り、流氷原の中では水辺も氷で埋め尽くされて、普段海上で見られるようなカモ類も右往左往していたり、僅かに開けた水辺にカワアイサやシノリガモ、ビロードキンクロなどが集まっていました。距離が遠く細部まで観察するのは難しかったかもしれません。他にも流氷に留まるオジロワシやオオワシなど、この時期のオホーツク海らしい鳥のいる風景を楽しみました。参加者も多く和気藹々とした時間を過ごせました。参加された皆さま、どうもありがとうございました。

【観察種】
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、スズガモ、シノリガモ、ビロードキンクロ、カワアイサ、ワシカモメ、オオセグロカモメ、ヒメウ、トビ、オオワシ、オジロワシ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト(以上16種)

【出席者】26名
報告:城石一徹

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【定例探鳥会報告】240107/北見市・金刀比羅さくら公園

2024年1月7日
[北見市金刀比羅さくら公園]
今年最初の探鳥会は北見市内の桜公園。公園内ではシジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラ、ハシブトガラがよく見られます。コガラとハシブトガラは見た目がよく似ていますが、近くでじっくり観察するとその違いが分かります。今年はオオマシコの当たり年のようで、公園内の数か所で数羽の赤い鳥が見られました。探鳥会が始まる前から来ていた人の話によるとオオマシコを18羽まで確認したそうです。11:00に鳥合わせをして現地解散としました。公園からの帰り道、ベニヒワとエナガを確認。全部で21種となりました。

【観察種】
ヒヨドリ、ハシブトガラ、ゴジュウカラ、ハシブトガラス、ウソ、ハシボソガラス、オオマシコ、ヒガラ、カケス、ミヤマホオジロ、エゾライチョウ、マヒワ、コガラ、シメ、ヤマガラ、コゲラ、アカゲラ、シジュウカラ、ベニヒワ、エナガ 以上20種

【出席者】27名
報告:花田行博さん

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【北見・網走・小清水発:ねむろモニターツアー】小清水町観光協会・根室市観光協会共催

小清水町観光協会主催:根室ツアー

小清水町観光協会主催:根室ツアー

ねむろバードランドフェスティバル2024プレツアー
<北見・網走・小清水発>

貴重で豊かな自然に恵まれ、日本有数の野鳥観察地である根室半島。
これらの有用な地域資源の保全を図るとともに、バードウォッチャーに交流の場や観察機会を提供する目的で開催されている「ねむろバードランドフェスティバル」のエッセンスをオホーツク地域発着で楽しむモニターツアーを開催します。
※小清水町観光協会と根室市観光協会共催のモニターツアーです。

■日時:2024年1月21(日)~22(月)

■応募締切 12月25日(月)

■参加条件
・野鳥観察の経験がある方
・厳冬期の屋外(雪の中)での、散策や野鳥観察に問題がない健康な方
・18歳~69歳

■定員15名

■参加費
・宿泊費(シングル9,700円)、昼食2回、夕食(懇親会)、保険代は各自の負担に
 なります。事前入金になりますので、申込者に別途お知らせします。

■集合場所等について
・北見の集合場所については未定です。参加者に別途お知らせします。
・行程中は貸し切りバスで移動します。

■荒天の場合
旅程の変更・中止の可能性があります。中止の場合は、全額返金いたします。

■申込フォーム
https://forms.gle/V4xfhSUEC4dRbqj7A

■問い合わせ先
(一社)小清水町観光協会
Tel:0152-67-5120
k-kan@koshimizu-kanko.com

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【定例探鳥会報告】231210_能取岬(網走市)

231210_能取岬

231210_能取岬

【能取岬(網走市)】
2023年12月10日10:00〜
晴れて気温4℃、しかし強風で体感温度はマイナス。
ひゃー、寒いね!と言いながら歩いて崖っぷちへ移動します。
海に浮かぶゴマ粒のようなシノリガモやヒメウ、さらに遠くのケシ粒のようなアカエリカイツブリやコオリガモ、時々近くを通過するオオセグロカモメ、そして能取岬ならではの上から見下げるオオワシなどなど、鼻水を垂らしながら観察しました。
寒い割に鳥は遠くて波間に隠れて見にくく、何が面白いのかわからないけど、妙にテンション上がる能取岬。
そしてなぜか毎回「初めて来ました」という方もおられるのですが、初めての探鳥会が超過酷で鳥が見れないのにも関わらず、その後続けて探鳥会に来てくださるきっかけになる、なんだか不思議な探鳥地なのです。

【確認種】シノリガモ、コオリガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、ミミカイツブリ、アビ、シロエリオオハム、ヒメウ、ウミウ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、トビ、オジロワシ、オオワシ、シジュウカラ、ヒヨドリ、カラスsp.(以上17+不明1種類)

【参加者】21名

報告:げらぞうさん

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【定例探鳥会報告】231112/濤沸湖

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2023年11月12日 10:00~
[濤沸湖]
前日夜は強い北風が吹き、網走市街地もさらっと雪が降ったところもありましたが、探鳥会当日は晴天を迎えました。寒気が流れ込んできた影響で冷たい風が吹いていましたが、この風でいくらか鳥の動きもあったことでしょう。濤沸湖のほとりに植わっているモンタナマツにはヒガラがせっせと食事に勤しみ、上空にはヒシクイの群れが舞い、湖にはオオハクチョウをはじめ、マガモ、ヒドリガモ、オナガガモが羽を休めていました。暫くしていると、「ピョーピョー」と何かに驚いたようにシギ類の鳴き声が響き、声がした方を見ると、アオアシシギとツルシギがタイミングよく確認できました。湖内の浅瀬にもハマシギが1羽だけ見られ、少数ながらシギ類の観察もできました。寒い中、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

【参加者】18名

【確認種】
ヒシクイ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、スズガモ、シノリガモ、ホオジロガモ、カワアイサ、ウミアイサ、アオサギ、タンチョウ、ツルシギ、アオアシシギ、ハマシギ、ユリカモメ、カモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、トビ、オジロワシ、オオワシ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ゴジュウカラ、ツグミ、スズメ、ドバト(以上、34種)
※観察会直後にアオサギ、ゴジュウカラ、カワラヒワが確認されたので追加しました。

報告:城石一徹

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【野鳥情報】231105/あばしりネイチャークルーズ

2023年11月5日 8:00-12:10
[あばしりネイチャークルーズ]
先週に引き続き実施することができた網走沖での観察会。当初は11月4日出港を予定していましたが、北風がやや強く翌日へ順延となりました。5日の天気は芳しく、藻琴山から知床連山までくっきり拝めるほどで日差しのおかげか幾分温かいと感じられました。多くのミツユビカモメをはじめとしたこの時期のカモメ類が羽を休める姿を横目に港を出て、沖を目指しました。先週に比べてウトウの群れが大分少なく感じられましたが、沖合にはウミガラス、ハシブトウミガラス、ウミスズメが散見され、少しずつ冬の海の様相に変わりつつありました。沖へ1時間30分ほど進んだ海域ではカマイルカ推定2,000頭の規模の群れが船の全方位を囲んで並走し、乗客全員が息をのむ瞬間でした。この日は船舶「ちぱしり」の今季ラストクルーズとなり、同乗者Sさんからの労いの花束が贈呈されました。今季も前田船長と乗組員お三方には大変お世話になりました。また次の機会にお会いできれば嬉しいです。今回ご乗船いただいたみなさまにも感謝の意を表します。また機会がありましたらオホーツク・網走へお越しください。

【参加者】8名

【確認種】
コガモ、シノリガモ、ビロードキンクロ、クロガモ、カワアイサ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、シロエリオオハム、クロアシアホウドリ、フルマカモメ、ハイイロミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、ヒメウ、カワウ、ウミウ、ミツユビカモメ、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、ワシカモメ、シロカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トウゾクカモメ、クロトウゾクカモメ、ハシブトウミガラス、ウミガラス、ウミスズメ、ウトウ、オジロワシ、ハシボソガラス、ドバト(以上、32種)
その他:カマイルカ2,000+、種不明鯨類50+

報告:城石一徹

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【野鳥情報】231028/あばしりネイチャークルーズ

231028航路

231028航路

クロアシアホウドリ/Black-footed Albatross

クロアシアホウドリ/Black-footed Albatross

2023年10月28日 9:00-12:10
[あばしりネイチャークルーズ]
網走沖の海鳥観察会を開催しました。時化やコロナなどで機会を失ってきた支部でのクルーズ観察会は実に5年ぶり。当日の気温は10℃ほどで少し肌寒い気温でしたが、風も北西2m/sほどと出港には問題なく、沖へ繰り出すことができました。港を出て30分ほど北進し、大きな潮目を過ぎたあたりからウトウの群れが目立ち始め、ウミガラスやウミスズメが散見されました。沖合にはカモメ類の”鳥山”が度々見られ、水面下にはイワシなどの群れがいるのか、ハイイロミズナギドリやアビ類にとっても重要な採餌スポットとなっているようでした。沖では釣り船も数隻浮いており、それらからのおこぼれを期待してか、クロアシアホウドリが少なくとも5羽が目視圏内に集っていました。クロアシは網走沖ではここ数年で本当に見やすくなった種の一つです。乗船された方々のおかげもあり、37種類の鳥類とカマイルカを確認し、大変有意義な時間となりました。お世話になった前田船長はじめ乗組員の皆さま、ご乗船いただいた皆さまに感謝申し上げます。

【参加者】9名

【確認種】コクガン、マガモ、コガモ、スズガモ、シノリガモ、ビロードキンクロ、クロガモ、コオリガモ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、オオハム、シロエリオオハム、クロアシアホウドリ、ハイイロミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、ヒメウ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ミツユビカモメ、ユリカモメ、カモメ、ワシカモメ、シロカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トウゾクカモメ、クロトウゾクカモメ、ウミガラス、ケイマフリ、ウミスズメ、ウトウ、オジロワシ、ハシボソガラス、ドバト(37種、港内を含む)
その他:カマイルカ

報告:城石一徹

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【シマエナガ】山本光一さん写真展&写真絵本のご紹介

写真展「恋するシマエナガ」

写真展「恋するシマエナガ」

写真絵本「あいたいなシマエナガ」

写真絵本「あいたいなシマエナガ」

写真絵本「あいたいなシマエナガ」書影

写真絵本「あいたいなシマエナガ」書影

写真家の山本光一さんによる、シマエナガに関する写真展と写真絵本のご案内です。

【写真展】
北海道大学総合博物館にて、10月8日~12月24日までのロングランで「恋するシマエナガ~愛すべき7グラム」が絶賛開催中です。
11月18日(土)および19日(日)には講演会とシマエナガライフサイズリアル模型の絵付けワークショップが開催されます。(チラシ画像をご参照下さい)
詳しくは以下博物館ホームぺージをご覧下さい。
https://www.museum.hokudai.ac.jp/display/special/19583/

【写真絵本】
10月4日に、写真絵本「あいたいなシマエナガ~もりにくらすゆきのようせい~」が世界文化社より発行されました。
山本光一さんによるシマエナガ関連の書籍としては5作目になるとのことです。
以下、山本さんによるコメントです。

●古今東西、数多写真集と違う点
1:シマエナガ関連としては初のハードカバー(上製本)でサイズも大きい(絵本サイズ)
2:可愛い写真は勿論ですが、美しく可愛いを念頭にレアなシーンを厳選し、とくに表紙の美しさと可愛さは版が大きいのでそのまま部屋に飾りたくなります!
3:絵描き歌、クイズ、ペーパークラフト等々子供から大人まで楽しめるコンテンツを所蔵
4:最新の知見の生態や環境、観察マナーや生息地ガイドなども所蔵し、特に生態などの解説に連動した貴重な音声(当支部顧問の花田さん協力)や映像(山本さんによる)も沢山見られるようにQRコードを配置
5:これほど充実した内容と仕様(ハードカバー)にも関わらず1400円(税別)とかなりリーズナブル
6:幼児・児童向けと言いつつ、実はターゲットは大人を意識しております。

世界文化社のプレスリリースのページです
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001603.000009728.html

写真展、写真絵本、どちらもシマエナガ好きの方は要チェックです!!

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