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日本野鳥の会オホーツク支部ブログ

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【イベント情報】「北の希少野生生物講座」のご案内

北海道東部には、シマフクロウやタンチョウなど、絶滅の危機に瀕した多くの野生生物が生息しています。また、希少種が暮らす多様な自然環境が残されています。
このたび、環境省釧路自然環境事務所では、道東を中心に希少野生生物保護に携わる第一線の方々9人を講師にお招きし、二日間にわたる集中講義と対話を通じながら”地域ならでは”の保全活動等について講師の先生を交えて参加者と一緒に考える特別講座を企画しました。
希少種の危機的な状況が続く一方で、希少種保全に取り組む研究者も希少な存在になりつつあります。研究者の生の声にふれることができる機会はそう多くありません。卒論テーマやライフワークとして、一人でも多くの人に希少野生生物保護活動・調査研究に関わってほしいと願っています。

1.名称
北の希少野生生物講座

2.開催日程
平成23年3月24日(木)~25日(金)

3.会場
釧路市生涯学習センター(まなぼっと幣舞)
釧路市幣舞町4番28号

4.費用
無料

5.定員
70名(定員に達し次第、受付を終了します)

6.内容と講師
24日(木)
「エトピリカと海の生物多様性」  片岡義廣(NPO法人エトピリカ基金理事長)
「道東の希少魚類とその生息環境」 針生 勤(釧路市立博物館学芸員)
「ゼニガタアザラシ」 渡邊有希子(猛禽類医学研究所獣医師)
「北海道で繁殖するオジロワシの話」 白木彩子(東京農業大学講師)
「シマフクロウの生態から見る未来観」 山本純郎(シマフクロウ研究家)
25日(金)
「野生動物における獣医学的トピックス」 黒澤信道(ワシ類鉛中毒ネットワーク代表)
「タンチョウと湿原の生物多様性」 百瀬邦和(NPO法人タンチョウ保護研究グループ理事長)
「釧路湿原野生生物保護センターでの活動」 齊藤慶輔(猛禽類医学研究所代表・獣医師)
セッション「生物多様性保全のために私たちができること」 コーディネーター 河原 淳(霧多布湿原センター館長)
※講師の方々は2日間通して参加いただき、24日夜は懇親会を予定

7.申込方法
3月18日(金)までに下記にFAXするか、ホームページからお申し込み下さい。
なお、詳細チラシもホームページからダウンロードできます。
事業請負先 (株)野生生物総合研究所
FAX:011-700-6738
ホームページ: http://www.wildlife.co.jp/kitakouza.html

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