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日本野鳥の会オホーツク支部ブログ

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【定例探鳥会報告】150329/濤沸湖平和橋

氷上に群れるオジロワシとオオワシ

氷上に群れるオジロワシとオオワシ

巨大なコイの死骸を氷の下から引き上げて食すオジロワシ

巨大なコイの死骸を氷の下から引き上げて食すオジロワシ

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2015年3月29日 濤沸湖平和橋

とても穏やかな天気の一日でした。
集合場所の道の駅ではちょっと浜風が冷たいな・・・と思いましたが、平和橋へ移動してみると風も止み、暖かさを感じる中での鳥見となりました。
この冬は雪は多かったものの比較的気温が高めだったためか、氷が落ちて湖が開くタイミングが若干早いようです。平和橋の周辺も結構広く水面が開いており、そこにマガモやコガモ、カワアイサ、ミコアイサなどが群れていました。オホーツクでは夏鳥となるカワウもやってきていました。まずはそれらと、氷上に点々と降りているオジロワシやオオワシを観察しました。
しばらくすると、飛んできたオジロワシが近くの氷上に降りました。また1羽、また1羽、と集まりはじめ、なにやらごそごそしています。どうやら氷の隙間に魚の死骸があるようで、それを食べつつ、氷の上に引きずりあげようと頑張っているようです。
カラスやオオワシも集まり、我々ギャラリーも見守る中、ついにオジロワシの中でも特に大柄の個体が魚の死骸をむんずと掴んで氷の上に引き上げました。
「でかい!」という歓声が上がります。
オジロワシと同じくらいの大きさの巨大なコイでした。スコープで見ると、口ひげまでよく見えます。
濤沸湖では冬の間にコイやフナなどが酸欠などで少なからず死に、氷が融けるとこうしてワシたちの餌となります。毎年見られる光景ですが、まったく人の手が介在しない、純粋な自然の営みによるものです。国内でも最大級の巨体を誇るワシたちがこうして自然に集結し、自然に死んだ巨大なコイを自ら引き上げて食べる。実にダイナミックです。それがすぐ目の前で繰り広げられるのですから、たまりません。時にはオジロワシとオオワシが魚を巡って争っている間にキツネがちゃっかりと持ち去るという、これぞ「漁夫の利」という光景も見ることができます。今日もキツネがいたので期待したのですが、残念ながら開水面の向こう側だったためか早々に諦めてしまった様子でした。
そんなワシたちの様子をたっぷり1時間半ほど楽しんだところで鳥合わせをして解散としました。
これで今年度の探鳥会はすべて終了致しました。先月のモヨロ貝塚が暴風雪で中止となった以外は予定通り実施できました。何より事故なく無事に実施できたことに、これも参加者の皆さまのおかげと感謝しております。
来年度の探鳥会年間スケジュールは4月5日の支部総会後にホームページにて公開致します(たぶん6日になると思います)。会員の皆さまには支部報の5月号に年間イベントスケジュール一覧を同封する予定です(4月~5月上旬のイベントについては4月号にてご案内します)。もし、何かの都合で「それまで待てない!早く知りたい!」という方がおられましたら、管理人までご連絡下さい。
来年度も広大なオホーツク管内のあちこちにて、モノズキな皆さまをお待ち申し上げております。探鳥会でお会いしましょう。あ、その前に4月5日の総会にも是非どうぞ(夜には北見市内で飲み会もします。興味ある方はご連絡下さい)。

【確認種】オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カワアイサ、ウミアイサ、ドバト、カワウ、アオサギ、カモメ、シロカモメ、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ、オオワシ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ハシブトガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ゴジュウカラ、ハクセキレイ、アトリ、オオジュリン(以上29種類)

【参加者】39名(内訳:小清水町10名、網走市11名、北見市10名、美幌町3名、津別町1名、置戸町1名、遠軽町生田原2名、旭川市1名)

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【野鳥情報】150329/小清水原生花園など

ホシムクドリ Sturnus vulgaris (周りはムクドリ)

ホシムクドリ
Sturnus vulgaris
(周りはムクドリ)

2015年3月29日
小清水原生花園
ホシムクドリ1羽、ムクドリ30±羽
小清水町浜小清水前浜
ビロードキンクロ5羽

報告:管理人、げらぞう・小清水町在住

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