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日本野鳥の会オホーツク支部ブログ

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【定例探鳥会報告】170903/濤沸湖

2017年9月3日濤沸湖探鳥会(兼ブロック総会エクスカーション)

2017年9月3日濤沸湖探鳥会(兼ブロック総会エクスカーション)

9:00~濤沸湖で探鳥会。
ブロック総会の皆さんも、ほとんどそのままご参加いただき、大所帯の探鳥会となりました。
クロツラヘラサギを期待して野鳥観察舎の2Fから見る人、シギチ中心に外で見る人、思い思いに鳥見を楽しみました。白鳥公園は広々していて大人数でも見やすいですね。
水際ではカワセミが飛んで行きました。
オグロシギやオバシギその他の混群が比較的近くで見られたため、違いをじっくりと観察。しているうちに飛ばれる(笑
そのうち、オジロワシが干潟に降りたり、ミサゴが飛んだり。今年はミサゴがよく見られますね。
楽しくお話しながら鳥を見ているうちに寒くなり、濤沸湖水鳥・湿地センターの中に場所を移しました。引き続き鳥を探す人、展示を見たり映像を観る人、さまざまに過ごしたあと、鳥合わせをして解散しました。

各支部幹事役員の皆さま、F先生、Tさん、そして会長始め本部の皆さま、遠いところお越しいただき、本当にありがとうございました!
そして素晴らしいチームワークで会議の運営を担当・お手伝いいただいたオホーツク支部の皆さま、幹事役員の皆さまに感謝です!お疲れさまでした!

【確認種】オカヨシガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、スズガモ、カワアイサ、ハジロカイツブリ、キジバト、アオバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オグロシギ、オオソリハシシギ、アオアシシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、オバシギ、コオバシギ、トウネン、ユリカモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ(2羽)、トビ、オジロワシ(成鳥1羽)、チュウヒ(幼鳥1羽)、カワセミ、チゴハヤブサ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、オオジュリン(以上35種類)

【参加者】32名(内訳:網走市13名、北見市8名、小清水町2名、美幌町3名、津別町1名、置戸町1名、滝上町1名、東京都2名)、そのほかに日本野鳥の会北海道ブロック協議会総会関係者27名

※報告:げらぞうさん・小清水町在住

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【開催報告】2017年度北海道ブロック協議会総会(170902-03/網走市)

50名を超える参加者で会場は熱気に包まれました!

50名を超える参加者で会場は熱気に包まれました!

柳生博会長と遠藤孝一新理事長より一言ずつ頂戴しました。

柳生博会長と遠藤孝一新理事長より一言ずつ頂戴しました。

懇親会の〆をお願いした柳生会長のトークで盛り上がりました!

懇親会の〆をお願いした柳生会長のトークで盛り上がりました!

2017年9月2日13:30から、日本野鳥の会北海道ブロック協議会の2017年度総会を網走市の「網走観光ホテル」にて開催しました。全道の支部から支部長や事務局長などの方々を中心にご参加いただき(一般会員さんが少ないですよね・・・)、また財団本部からも柳生博会長と遠藤孝一新理事長をはじめ、12名の職員の方々にご参加いただきました。当支部からも役員をはじめ、会員が多数参加致しました。

北海道には現在15の支部があり、各地で地道な活動を続けておりますが、距離がありすぎて隣の支部との交流すらままならない状況ですから、一堂に会す機会はもう、年に一回の「総会」しかありません。
せっかくの機会ですから、永年北海道各地で道内の鳥について調査研究を続けてこられた方をお招きしてお話しをいただこうと、講演を企画しました。

講師としてお招きしたのは、帯広畜産大学名誉教授で日本鳥学会をはじめとした様々な団体の代表を歴任された藤巻裕蔵先生、そして「地方独立行政法人北海道立総合研究機構環境・地質研究本部環境科学研究センター自然環境部生態系保全グループ主査」というまことに寿限無寿限無な肩書きをお持ちの玉田克巳先生のお二人です。
藤巻先生には、『鳥観察の楽しみ』と題して、地道に観察データを積み重ね、それを解析することによって、これまで見えなかった様々な真実が見えてくるという調査研究の楽しみをわかりやすく解説していただききました。今後の鳥見を充実したものにするヒントをいただいたような気がします。
玉田先生は、支部報に掲載されている鳥情報や探鳥会データといった、各支部が保有している情報を網羅していくことで、分布の広がりが時系列的に見えてくるといった事柄について、シマアオジ・ワタリガラス・カササギの3種を例に挙げてご説明下さいました。こちらも最新の分布情報などもご披露いただきながら、とてもわかりやすく丁寧に解説していただき、なるほどなあ・・・と感嘆の溜息でありました。

講演後の休憩タイムには当支部会員のMさんご夫妻による手作りの草餅が配られ、脳に栄養を補給しました。

休憩後、オホーツク支部長の川崎よりあらためてのご挨拶と、30周年記念として製作・配布させていただいた野鳥の鳴き声CD「北海道野鳥物語」についてのご説明をさせていただきました。
続いて財団本部より、柳生博会長、そして今回が就任後初のブロック総会となる遠藤孝一新理事長にご挨拶いただき、議事をスタート致しました。
まず昨年のブロック幹事支部だった旭川支部の柳田支部長より収支決算報告をいただき、その後苫小牧支部より苫小牧市が進める「IR構想」についての懸念事項をご報告いただきました。
そして来年度のブロック担当幹事支部である道北支部の村山副支部長と、同支部会員でもあるサロベツエコネットワークの長谷部さんより、来年の総会案内と、シマアオジの保全に関する様々なご提案をいただきました。
それぞれの事案について、他支部や財団本部からもご意見等をいただき、諸課題について今後も注視していくこと、そしてブロックとしてできることがあれば適宜動いていくことを確認しました。シマアオジの保全については、来年度の道北支部によるブロック総会に向けて各支部でも何が出来るか議論を重ね、総会にて意見を集約して何かしらの方向性を決めたいとまとまりました。

支部からの話題提供のあとは、本部によるシマアオジやオオジシギの保全についての発表、『ゼロからわかるバードウォッチングBOOK』プレゼント事業についての案内、野鳥保護区の状況鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの30周年記念事業についてのご報告など、たくさんの報告をいただきました。

予定時間を大幅にオーバーし、慌ただしく記念の集合写真を撮影したところで総会を〆させていただきました。

しばしの休憩後、18:30より、お楽しみの懇親会が始まりました。網走観光ホテル自慢の美味しい料理に舌鼓を打ちつつ、アルコールも入って50名を超える参加者の皆さま、舌好調でした。肩肘張らないオホーツクスタイルが受け入れられた瞬間でした。
懇親会の最後は柳生会長による柳生流の一本締めで見事に締まり、楽しい一時が終わりました。

・・・それもつかの間、隣の部屋ですぐさま二次会がスタートしました。
二次会はもう・・・・・・・・・書けません。。。

明けて9月3日。
ホテルでの朝食後、濤沸湖の水鳥・湿地センターに移動して、9時よりエクスカーション。まあ、探鳥会です。
台風15号による天候悪化で探鳥会が開催できるか危ぶまれましたが、皆さんの祈りが天に通じ、あっさり逸れてくれました。少々風は強めではありましたが、まったく問題なしでした。
ブロック総会にご参加いただいた皆さまのほかに、当支部の会員も加え、総勢60名近い大所帯となり、大きく二手に分かれての観察となりました。
センターの横にある水鳥観察舎からクロツラヘラサギを探しましたが白いのはダイサギ3羽のみ。残念でしたが、それでもオグロシギやオバシギ、コオバシギ、ソリハシシギなどいろいろなシギ類をはじめ、オジロワシ、チュウヒ、ミサゴなどの猛禽類も出て、それなりに「出るものは出た」探鳥会となりました。
体が冷えてきたところで水鳥・湿地センター内へと移動し、希望者の方にセンターが誇る素晴らしい映像をご覧いただき、2日間にわたるブロック総会一連の行事を滞りなく終了とさせていただきました。
※探鳥会報告は別にまたアップします。

今回、道内各地よりご参集いただいた各支部の皆さま、網走までお越しいただき、ありがとうございました。本当にお疲れ様でした。来年は豊富町でお会いしましょう(道北支部さん、よろしくお願いします)。
また、柳生会長、遠藤理事長はじめ、駆けつけてくださった本部の方々にも御礼申し上げます。ありがとうございました。
そして最後になりましたが、我がオホーツク支部の会員各位には、準備から片付けまで大勢お手伝いいただき、ただただ「感謝」の一言です。お陰様でオホーツク支部は活動が活発、雰囲気が良いなどとお褒めの言葉を頂戴することが多いのですが、それもすべて素晴らしい会員に恵まれているからこそです。会員こそが、当支部の財産であり、誇りです。
日本野鳥の会オホーツク支部は会員とともにあります。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2017年9月4日
管理人こと、日本野鳥の会オホーツク支部長・川崎康弘 記

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【額縁クイズ】Q84

さて、これは何でしょう?

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