2018年6月24日小清水原生花園探鳥会
2018年6月24日小清水原生花園探鳥会
ノゴマ
Luscinia calliope
マキノセンニュウ
Locustella lanceolata
シマセンニュウ
Locustella ochotensis
コヨシキリ
Acrocephalus bistrigiceps
エゾスカシユリ
ヒオウギアヤメ
ハマナス
2018年6月24日6:00~
[小清水原生花園]
天気が心配でしたが、朝のうちはすっきり晴れていました。
まずは木道を歩くと、ホオアカ、ノビタキ、ノゴマ、オオジュリンが姿を見せてくれました。
オカヨシガモもペアで飛び回っています。濤沸湖は道内でもオカヨシガモを見やすいスポットだと思います。
頭上ではオオジシギがディスプレイ、遠くの湿原ではチュウヒの若鳥が探餌飛翔していました。
原生花園の遊歩道に移動し、見頃を迎えたエゾスカシユリやエゾキスゲを愛でながら、ノゴマやシマセンニュウ、マキノセンニュウのさえずりを楽しみます。
展覧ヶ丘から眺めれば、濤沸湖とオホーツク海を同時に見ることができます。
海上ではウミウやオオハム、この時期には珍しいカンムリカイツブリが浮かんでいました。そして湖の対岸にはタンチョウが。
鳥も花も、ぜいたくな探鳥会となりました。
鳥たちの子育てが最盛期を迎え、親鳥たちが一生懸命に餌を運んでいます。口に餌をくわえて動かない鳥(ノビタキ、ホオアカ、ノゴマなど)がいたら、すぐにその場を離れてください。観察者やカメラマンが気になって巣に餌を運ぶことができません。餌を運ぶ回数が減ると、巣内にいる雛が1羽、2羽と死んでいくことになります。特に雨降りなどで気温が低い時は雛の体力も奪われます。
さらに、観察者がそういった餌運び中の鳥に気がつかない場合も多くあります。「撮りたい・見たい鳥」以外にも子育てしている鳥はたくさんいます。そういった状況を想定して、特に繁殖期は同じ場所に長く留まらないように配慮することが大事です。
毎年のように美しい姿を見せてくれる鳥たちのために、想像力を働かせながら鳥見を楽しみましょう。
【確認種】オカヨシガモ、マガモ、カンムリカイツブリ、キジバト、オオハム、シロエリオオハム、ヒメウ、カワウ、アオサギ、タンチョウ成鳥2羽、カッコウ、アマツバメ、オオジシギ、ミツユビカモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、ウトウ、トビ、オジロワシ、チュウヒ亜成鳥1羽、アリスイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、マキノセンニュウ、シマセンニュウ、コヨシキリ、ノゴマ、ノビタキ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオアカ、アオジ、オオジュリン、ドバト(以上35種類)
【参加者】24名
報告:げらぞうさん
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