2016年9月24日(土)8:30から巣箱掃除を行いました。参加者は8名でした。
合計25個の巣箱を確認し、このうちNo.10の巣箱が見つかりませんでした。
カラ類が利用したと思われる巣箱が8個、ヒメネズミが利用したと思われる巣箱が8個、ヒタキ類が利用したと思われる巣箱が2個でした(重複あり)。
No.8の巣箱ではカラ類の卵が、No.40の巣箱ではヒメネズミと思われる幼獣の死体が5~6匹、残っていました。
ヒタキ類と思われる巣材が入っていた巣箱(No.6とNo.24)はいずれも2005年10月から設置してあるものです。
No.6は2005年から広葉樹林にかけられ、2007年に初めてヒタキ類と思われる巣材が確認されましたが、その後はヒメネズミが利用していました。今回、9年ぶりにヒタキ類と思われる巣材が確認されたことになります。
No.24は2005年からヤチダモ林にかけられ、2012年10月に広葉樹林に設置されました。ヒタキ類と思われる巣材が確認されたのは初めてです。
いつもは10月に作業をしていたのですが、ヒメネズミが利用していることが多かったため、巣箱掃除の時期を少し早めて9月に設定しました。その結果、ヒメネズミの生体が入っている巣箱はなく、開けられた巣箱は全て掃除をすることができました。
また、今年はスズメバチの利用はありませんでした。
2016年9月現在、巣箱の設置状況は以下の通りです(計24個)。
広葉樹林(博物館前・新トレイル)……15個
カラマツ林……8個
フクロウ巣箱(素材ゾーン)……1個
最後になりましたが、公園事務所様にはお茶とお菓子の差し入れを頂きました。
どうもありがとうございました。
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