2018年11月4日
[涛沸湖]
雲ひとつなく穏やかな11月初めの探鳥会となりました。きっと皆さんの日頃の行いが善いお陰でしょう。
真っ先に飛び込んできた鳥は集合場所上空を通過するカワウたち。お腹が白い個体と黒い個体に注目しながら、『あれは今年生まれの幼鳥?』『じゃあ、あれは成鳥だ』と身近な鳥でもまた一つ違った視点で見られました。
湖のほとりではオオハクチョウを始め、カモの仲間が採餌をしたり、休んだり。奥の浅瀬ではハマシギやミユビシギ、ダンゼンが忙しなく動く様子を見ることができました。
しかし、穏やかな陽気の仕業か鳥の動きもあまり目立たず、ゆっくりとした時間が過ぎる中、突如遠く彼方でユリカモメの群れが飛び上がったと思えば、皆さんで見ていたシギの群れにハヤブサが飛び込んできました。あっという間に1羽のシギを捕らえて、林の中へ消えて行きました。
北国から渡ってきた鳥、これから南へ渡っていく鳥が入り混じる季節、毎年当たり前のように訪れるこの贅沢な時間を皆さんで共有することができた1日でした。
【確認種】
オオハクチョウ、マガモ、オナガガモ、スズガモ、ホオジロガモ、カワアイサ、カワウ、アオサギ、タンチョウ、ダイゼン、ミユビシギ、ハマシギ、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ、ハヤブサ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒガラ、ヒヨドリ、スズメ(以上24種類)
【参加者】34名
報告:一徹さん
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