2023年11月5日 8:00-12:10
[あばしりネイチャークルーズ]
先週に引き続き実施することができた網走沖での観察会。当初は11月4日出港を予定していましたが、北風がやや強く翌日へ順延となりました。5日の天気は芳しく、藻琴山から知床連山までくっきり拝めるほどで日差しのおかげか幾分温かいと感じられました。多くのミツユビカモメをはじめとしたこの時期のカモメ類が羽を休める姿を横目に港を出て、沖を目指しました。先週に比べてウトウの群れが大分少なく感じられましたが、沖合にはウミガラス、ハシブトウミガラス、ウミスズメが散見され、少しずつ冬の海の様相に変わりつつありました。沖へ1時間30分ほど進んだ海域ではカマイルカ推定2,000頭の規模の群れが船の全方位を囲んで並走し、乗客全員が息をのむ瞬間でした。この日は船舶「ちぱしり」の今季ラストクルーズとなり、同乗者Sさんからの労いの花束が贈呈されました。今季も前田船長と乗組員お三方には大変お世話になりました。また次の機会にお会いできれば嬉しいです。今回ご乗船いただいたみなさまにも感謝の意を表します。また機会がありましたらオホーツク・網走へお越しください。
【参加者】8名
【確認種】
コガモ、シノリガモ、ビロードキンクロ、クロガモ、カワアイサ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、シロエリオオハム、クロアシアホウドリ、フルマカモメ、ハイイロミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、ヒメウ、カワウ、ウミウ、ミツユビカモメ、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、ワシカモメ、シロカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トウゾクカモメ、クロトウゾクカモメ、ハシブトウミガラス、ウミガラス、ウミスズメ、ウトウ、オジロワシ、ハシボソガラス、ドバト(以上、32種)
その他:カマイルカ2,000+、種不明鯨類50+
報告:城石一徹
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