2012年5月20日 サロマ湖・キムアネップ コガモ、ヒドリガモ、(ヒドリガモ×ヨシガモ?雑種1羽)、オナガガモ、ハシビロガモ、スズガモ、オジロワシ3+羽、タンチョウ亜成鳥2羽、コチドリ2+羽、メダイチドリ1羽、ヒバリシギ1羽、タカブシギ1羽、ヒバリ1+羽、ムネアカタヒバリ1羽、タヒバリ2羽
報告:A.S.さん、クミコさん、げらぞうさん、管理人
※湖岸の浅瀬で採食中のタンチョウに対し、長靴を履いて浅瀬に降り、接近して写真を撮影している方を見かけました。タンチョウのような魅力的な鳥を前にすると、誰しも感激して「なんとか良い写真を撮りたい、より大きく撮りたい」という気持ちになるものです。そのお気持ちは良く分かります。ただ、野生動物の多くはとても神経質です。一見して無関心を装っていながらも、絶えず人間を警戒し、注視し、緊張していることが多いのです。タンチョウに限ったことではありませんが、野生動物にはできる限り人為的なプレッシャーを与えずに気持ちよく過ごしてもらい、このオホーツク圏を「安心して子育てができる場所・永住の地」として選んでもらえるよう、配慮していかなければいけないと考えております。「できる限り近づかない」、「遠くから観察・撮影する」などといった事柄を一人一人心がけていく(アップしているA.S.さん撮影の写真はいずれもそのように撮影されたものです)ことで、野生動物は徐々に人間に対する警戒心を緩め、結果的に我々人間の側も、より多くの観察の機会やシャッターチャンスに恵まれることになると思います。一時の我慢は決して無駄にはなりません。どうか皆さまのご理解・ご協力のほど、よろしくお願い致します。
【補足情報】
2012年5月20日朝、キムアネップキャンプ場の西側湖岸にて、トウネンとハマシギの大きな群れが確認されています(以下、写真撮影はA.S.さん)。
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