日本野鳥の会オホーツク支部ブログ

2012年9月23日9:00～　大空町女満別・網走湖（女満別湖畔）

秋晴れの中、女満別湖畔にて、『鳥ガールによる鳥ガールのための女子探鳥会』 が開催されました。
おもしろく鳥を見ようと思い、今回は「野鳥ビンゴゲーム」も同時に行いました。5×5マスの中に鳥の名前が書かれたビンゴシートを配り、見た鳥に○をつけて、列が揃ったらビンゴ。ビンゴになる度にアメやおやつが当たるというゲームです。

湖畔からはユリカモメ、ウミネコ、アオサギ、遠くにヒシクイの群れが飛びました。対岸には若いチュウヒの姿も。
湖岸ではハシブトガラスとハシボソガラスがコイの死体を食べていました。ちょうど2種類並んでくれたので、ブトとボソの違いをじっくりと観察。
ちょっと歩いて針葉樹の並木では、ヤマガラやゴジュウカラがじっくりと姿を見せてくれました。そしてふだんは見にくい小さなキクイタダキも葉かげにチラホラ。なんとか頭の上の黄色い色を見ることができました。小さくてかわいい(^^)
このあたりで少しずつビンゴの方が出始めました。
「リーチだよ！」「アカゲラ出ないかな？」なんて話しながら進みます。
すると湖岸の旗の上に青い鳥が！
探鳥会のスター、カワセミが出ました！いつもピーッと鳴きながら去っていくカワセミですが、この日はとてもじっくりと、全員が姿を見ることができました。
「カワセミ見たかったのよ！良かった～」との声に、私もホッとひと安心。良かった良かった(^^)
贅沢にも飽きるほどカワセミを見て、同時に漁網の近くで休むカルガモをじっくり観察。マガモの雌との違いを確認しました。
さらに歩いて橋の上から再びカワセミ発見。
しばらく見ていると、飛び立って私たちがいる橋の下をくぐって、湖の方へ飛び去っていきました。贅沢だわぁ(*^^*)
キャンプ場で一休みして、引き返して探鳥会終了～。

カワセミもじっくり見れたし、キクイタダキも出たし、これ以上ないくらい素晴らしい探鳥会でした。

鳥合わせをしていったん解散後、希望者で楽しくランチ。
初めて会う方も、おなじみの方も、20代から70代まで様々な方々が交流できて、とっても良かったです。
「女性だったら初歩的なことも優しく教えてくれそうだったので参加した」、「女満別なら自宅から近いので参加しようと思った」、「申込みがいらないのが良かった」などのご感想をいただきました。
また来年も企画しますねー。

確認種：カワウ、アオサギ、ヒシクイ、カルガモ、トビ、オジロワシ、チュウヒ、ユリカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ハジロクロハラアジサシ、キジバ ト、ツツドリ、カワセミ、アカゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、キクイタダキ、エナガ、ハシブトガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、アオ ジ、ベニマシコ、ハシボソガラス、ハシブトガラス（以上28種類）
参加者：20名（北見市2名、網走市8名、大空町女満別3名、美幌町2名、津別町1名、小清水町1名、斜里町1名、遠軽町1名、神奈川県横浜市1名）

以上、報告：げらぞうさん・小清水町在住