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【探鳥会報告】131208/斜里川河口

2013年12月8日 斜里川河口
今年もまたヒメクビワカモメの季節がやってきました。
毎年、この鳥に照準を合わせて探鳥会を開いていますが、今日の探鳥会での出現もやっぱり駄目でした。
やはり大本命の鳥には強い北風が不可欠です。
強く吹き荒れれば荒れるほどに良いのですが、そうなったら探鳥会は中止にするしかないでしょうから・・・なかなか悩ましいところです。
大本命の鳥は近年実績の高い次回の探鳥会「オシンコシンの滝」に期待することにして、早々に常連のカモメ類の識別に挑戦したり、沖の波間に見え隠れする海鳥の仲間をスコープで懸命に探したりしました。
今日はオホーツクではなかなか出会えないカンムリカイツブリが出現してくれたので、3種のカイツブリの違いを「じっくり」とはいきませんでしたが、それなりに感じることが出来たと思います。

さて、今日の探鳥会では非常に残念なことがありました。開始早々に体に油が付着したシロカモメを確認したのです。オホーツク海沿岸では、今時期から流氷接岸までの間に、油に汚染された海鳥が毎年観察されています。
油が付着した海鳥は高確率で死亡するのですが、私達は元気に動き回る鳥を保護する術を残念ながら持っていません。
そして、油が何処からやってきて、どの様に海鳥に付着するのかも知りません。
歯痒いですが現時点で私達に出来ることは、地道に油が付着した海鳥の記録をしっかりと記録する程度しかありません。
海鳥の油汚染に関しては以下のブログを参照ください。(以上、報告:なべよし)

【日本野鳥の会オホーツク支部・油汚染問題専用ブログ】
http://blog.livedoor.jp/abura060303/

【確認種】マガモ、スズガモ、シノリガモ、ビロードキンクロ、クロガモ、コオリガモ、ホオジロガモ、カワアイサ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ1羽、ミミカイツブリ、アビ、ウミウ若鳥1羽、ユリカモメ、カモメ、ワシカモメ、シロカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ成鳥2羽、ハシボソガラス、ハシブトガラス(以上24種)

【参加者】16名(内訳:斜里町2名、小清水町2名、網走市6名、北見市3名、津別町1名、遠軽町生田原2名)

 

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