2013年12月22日 オシンコシンの滝
オホーツク支部のシンボルのひとつであるヒメクビワカモメ。しかし、当支部の会員の中でも、ほとんど全ての人が出逢ったことのない稀な鳥。このとても美しい鳥を是非とも探鳥会で皆で見る!という夢を見て、斜里漁港に引き続き今年もこの場所で探鳥会を開きました。昨年は明らかに駄目な天候だったけれど、今年のオシンコシンの滝は私個人の印象ではまぁまぁ良い感じでした。風は少々足りなかったけれど、時期と場所と風向と実績を考えると、出現確率は25%程度だったでしょう。そして・・・やっぱり今年もヒメクビワカモメは探鳥会で見ることは出来ませんでした。
それでも、例年この時期に海上を通過するハシブトウミガラスの小群や、見えたのか気のせいだったのか?よく解らないようなコウミスズメ、時々単発で通過するケイマフリなどが見れました。寒風吹き付ける海上に向かってスコープを覗き続ける観察は、肉体的にも精神的にもちょっと辛いものがありますが、普通の生活ではけして見ることが出来ない世界を垣間見ることができます。来年もまたこの場所で必死に頑張りましょう。諦めない限りいつか必ず夢は叶います!
探鳥会中に皆で観察した海獣はキタオットセイではなかったようです。探鳥会終了後に4頭のトドが見やすい場所で波と戯れていました。しっかりと確認しないままにオットセイと言ってしまい、恥ずかしい気持ちで一杯です。まだまだ勉強が足りません。大変失礼いたしました・・・。
探鳥会終了後に撮影したトド
(以上、報告:なべよし)
【確認種】シノリガモ、ビロードキンクロ、クロガモ、アビ、ハシボソミズナギドリ、ヒメウ、ミツユビカモメ、カモメ、ワシカモメ、シロカモメ、オオセグロカモメ、ハシブトウミガラス、ウミガラス、ケイマフリ、ウミスズメ、コウミスズメ、エトロフウミスズメ、トビ、オジロワシ、オオワシ、ハシブトガラス、ワタリガラス、シジュウカラ、ベニヒワ(以上24種)
【参加者】26名(内訳:斜里町2名、小清水町2名、網走市6名、北見市6名、紋別市2名、遠軽町生田原1名、旭川市3名、埼玉県4名)
この日北こぶしからの帰りに何を見ているのかなと思って寄らせていただいた家族3人です。フィールドスコープでシノリガモを見せていただきました。丁寧に解説していただき、たいへんありがとうございました。24種もの野鳥を見ていたのですね、凄い。
コメント kinda
2013年12月28日 1:11 AM
kindaさま
コメントありがとうございます。
返信が遅くなって申し訳ありません。1/5に気が付きました・・・。
ヒメクビワカモメは探鳥会では発見できませんでしたが、その後12/28に同所で辛うじて1羽見ることが出来ました。
なかなかオホーツクに来る機会は無いかもしれませんが、来年も同じ時期に探鳥会を開きますので、是非ともご参加ください!!
それでは今後ともどうぞよろしくお願いします。
なべよし
コメント wakitori
2014年1月5日 4:22 PM