2014年8月3日 濤沸湖
朝から蒸し暑い一日でした。
白鳥公園前の干潟にはキアシシギの群れが入っており、遠くの干潟にはトウネンやハマシギ、ソリハシシギ、キョウジョシギなどの姿が見られました。そのうち、すぐ目の前にトウネンとアオアシシギがやってきて、じっくり観察することができました。
シギ類の種類こそ少なかったものの、個体数はそこそこいて、いよいよシギチのシーズンが始まったことを感じさせるような内容となりました。これからが楽しみですね。
鳥合わせの際にはオジロワシも上空に現れ、探鳥会を見事に締めてくれました。
【確認種】マガモ、スズガモ、ホオジロガモ、カワアイサ、ドバト、キジバト、カワウ、アオサギ、アオアシシギ、タカブシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、キョウジョシギ、トウネン、ハマシギ、ユリカモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ノビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、オオジュリン(以上、28種)
【参加者】30名(内訳:網走市17名、北見市7名、小清水町2名、津別町1名、遠軽町生田原1名、旭川市1名、浦河町1名)
※鳥の写真はA.S.さんご提供。
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探鳥会終了後、13:30より、濤沸湖水鳥・湿地センターにて東京農大客員教授の境博成先生による野生リンゴに関する講演が開催され、16名が参加しました。
日本のリンゴについての概説のあと、先生がリンゴの原種を求めて天山山脈周辺域を訪ねられた際のお話をスライドを交えてご説明頂きました。また参加者には現在の「リンゴ」が入ってくる前に日本にあった、中国原産のリンゴ「和リンゴ」の果実そのものをプレゼントして頂いた上、それを切って乾燥させたドライフルーツの試食もあり、大変充実した内容で楽しく勉強することができました。
参加者の中には「和リンゴ」の種を庭に植えてみる、という方もおり、今後の展開がとても楽しみとなりました。
ご講演頂いた境先生、どうもありがとうございました。
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