2011年9月4日 濤沸湖白鳥公園
台風12号の影響を受けて、数日前からオホーツクは天候不順が続いていました。
今朝は場所によっては強い雨が降り続く状態だったので「こりゃ今日は中止だな・・・」と思っていたのですが、現地に到着し開始時間になる頃には雨はすっかり上がり、普通に探鳥できる天候になりました。先週に続いての濤沸湖での開催と、天候不良による探鳥会中止を予想してか?今回の参加者は8名のみでした。
参加者は少なかったけれど、シギチドリ類は色々見ることができました。悪天候が続いたおかげなのか?あまり干潟には降りないチュウシャクシギの26羽の群れをゆっくりと見ることができ、湿地の池にはほぼ冬羽に変わったアカエリヒレアシシギがのんびりと泳いでいました(衰弱はしていない様子)。
今日は日差しが全く無かったおかげで陽炎は出ず、遠くの干潟を動き回るシギチドリ類もスコープの60倍でくっきり見ることができました。ちょこまかと忙しなく動きながら採餌するトウネン。長い嘴で小さなカニを何度も捕まえ、足を取って食べていたホウロクシギ。他にオオソリハシシギやオバシギ、メダイチドリなどをじっくりと見ることができました。白っぽいカワウも今回ははっきりくっきり観察することができました。
そして今回の目玉は今季初のヒシクイでしょうか?あまりじっくりと見ることができませんでしたが、15羽程の群れが畑へ舞い降りていく姿を皆で楽しむことができました。
確認種:カワウ、アオサギ、ヒシクイ、マガモ、コガモ、オナガガモ、スズガモ、カワアイサ、トビ、オジロワシ、チュウヒ、メダイチドリ、ムナグロ、トウネン、ハマシギ、コオバシギ、オバシギ、アオアシシギ、キアシシギ、イソシギ、ソリハシシギ、オグロシギ、オオソリハシシギ、ホウロクシギ、チュウシャクシギ、アカエリヒレアシシギ、ユリカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、アジサシ、キジバト、アオバト、ハクセキレイ、ノビタキ、カワラヒワ、ベニマシコ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(以上38種類)
参加者:8名(内訳:北見市1名、網走市3名、小清水町2名、津別町1名、遠軽町生田原1名)
コメントはまだありません。
コメントのRSSを取得する トラックバック