アカアシチョウゲンボウ
Amur Falcon   Falco amurensis


写真1
2010年6月5日 西興部村中藻 ♀成鳥 (撮影:てっちゃんさん)
赤橙色の足と蝋膜(ろうまく・嘴基部の部分)がよく目立つ.
写真2
データは写真1に同じ(個体も同一)
飛翔時、翼端と後縁は黒っぽい.形はチゴハヤブサに似るが小さい.
写真3
2010年6月5日 紋別市渚滑町川向 ♂成鳥 (撮影:やんまさん)
♂は頭部からの上面が灰黒色で下面は灰色.赤橙色の部分との対比が印象的.
写真4
データは写真3に同じ(個体も同一)
チゴハヤブサよりも小さい(止まっているオオイタドリから大きさをイメージできます).


体長♂♀とも29cm 翼開長70-72cm チゴハヤブサ(Falco subbuteo)より小さく、およそコチョウゲンボウ(F.columbarius)大
オホーツク圏では迷鳥として過去2例(同日2個体)[2010年6月5日/西興部村中藻/♀成鳥1羽(写真1-2)][2010年6月5日紋別市渚滑町川向/♂成鳥1羽(写真3-4)]が報告されている。
成鳥の場合、♂♀ともに赤橙色の足と蝋膜や全体の羽色が特徴的で、これらの点が確認できれば他種と混同する恐れは少ないものと思われる。チゴハヤブサの幼鳥は本種の幼鳥によく似るが、大きく、ひげ状の頬の黒線が太くて明瞭。上面はより暗色で、飛翔時、翼後縁部の黒っぽい縁取りはより細い。

参考文献
「北海道野鳥図鑑(河井大輔、川崎康弘、島田明英)」亜璃西社 2003
「決定版日本の野鳥590(真木広造、大西敏一)」平凡社 2000
「Birds of East Asia(Mark Brazil)」Christopher Helm 2009