ビロードキンクロ
Melanitta fusca



一般には冬鳥として飛来し、沿岸域で見られますが、オホーツク圏では越夏する個体も相当数見られます。
♂の成鳥は眼の周囲に曲玉状の白い模様があり、嘴は赤く、根元の方に突起があります。
♀や幼鳥は顔にややぼやけた白っぽい斑がいくつかあります。
雌雄・年齢によらず次列風切が白いことが特徴です。




♂成鳥 2001.01.08 斜里漁港



♀(嘴にコブがなく、赤みもない。目の後方にも白斑があるのが普通だが、
個体差がかなりあり、一見して顔が無斑に見えるものもいる)
2003.03.01 網走川河口


♀(次列風切の白色部は、実際には
確認しにくいことも多いので注意。
水中に潜る瞬間には翼をやや開くため
その際に確認できることがある)
2003.03.01 網走川河口



♂第1回冬羽から第1回夏羽へ換羽中(嘴に赤みがあるが、まだコブは出ていない。
虹彩はやや淡色になり始めている。
肩羽や背・脇などは褐色の幼羽と黒味の強い新羽が混ざって斑模様になっている。
第1回夏羽は成鳥並みに黒くなると思われる。
顔の白斑はほとんど消えかけているが、眼の周囲には曲玉状の白斑となる白い羽がまだ見あたらない。
この個体も次列風切の白斑が見えにくい)
2003.03.27 網走港



♀第1回冬羽?(嘴に赤みはない。肩羽は斑状。
雨覆の各羽は小さく、羽縁がやや目立つようだが幼羽か?)
2003.03.27 網走港