ハシグロヒタキ
Northern Wheatear   Oenanthe oenanthe




体長15cm ノビタキ(Saxicola torquata)より大きい
オホーツク圏では迷鳥として過去1例[1986年9月6日/濤沸湖(小清水町)/1羽]の記録が報告されている。地上に降りていることが多く、すばやく走ったりもする。
♂夏羽は頭上から背が青灰色で、腰が白い。太くて黒い過眼線と明瞭な白い眉斑がある。下面は白く、喉から胸にかけては淡いバフ色を帯びる。翼は黒い。♀や幼鳥は上面が灰褐色で、♂の黒い部分が黒褐色。本種は初列風切の尾端からの突出が長く、尾は白地に型の黒帯がある。イナバヒタキ(Isabelline Wheatear/Oenanthe isabellina/オホーツク圏未記録種)は本種の♀や幼鳥に酷似するがやや大きく、初列風切の突出は短くて尾も短め。尾の黒帯がより太いなどの違いがある。ノビタキの♀は小さくて丸みを帯びた体型をしており、全体に褐色みが強く、翼には白斑がある(摩耗などで不明瞭なことも多い)。地上に降りることはあるが、走ったりはしない。

参考文献
「北海道野鳥図鑑(河井大輔、川崎康弘、島田明英)」亜璃西社 2003
「決定版日本の野鳥590(真木広造、大西敏一)」平凡社 2000
「Birds of East Asia(Mark Brazil)」Christopher Helm 2009