ヒメウ
Phalacrocorax pelagicus



オホーツク圏では秋から冬に多く見られ、特に秋には
網走港や能取新港などで数千羽以上の大群が見られます。
夏にも見られることがありますが、繁殖は確認されていません。
その名の通り小さめのウで、ウミウと比べると一回りほど小さく、首や嘴も細いです。
よく似たチシマウガラスはやや大きくて、嘴は太めで乳白色をしています。
ただし、本種の嘴も光線の加減によって白っぽく見えることが多々あるため、嘴の色だけではなく、
嘴の太さや体の大きさなどの点を確かめ、総合的に判断する必要があります。
オホーツク圏では冬羽の個体を見る機会が多いのですが、成鳥では全身緑色の光沢を帯びた黒で、
幼鳥は全体に褐色味が強く、緑色光沢を感じません。


成鳥冬羽(非生殖羽。全身緑色光沢を帯びた黒。わずかに冠羽が認められるが、
この冠羽は夏羽ではもっと目立つようになる) 2003.01.27 網走港




幼鳥(全体に褐色みが強く、緑色光沢を感じない) 2003.01.27 網走港


正面顔 2003.01.27 網走港 頭部アップ(嘴は黒〜暗黒褐色で、細い) 2003.01.27 網走港



群れ(この程度の群れは小さい方。多いときには数百〜数千羽の大群が見られる) 2003.01.27 網走港