イカル
Japanese Grosbeak   Eophona personata


写真1
2007年5月24日 北海道空知地方 (撮影:なべよしさん)
大きな黄色い嘴と前半分が黒い顔、灰色の体が特徴.
写真2
データは写真1に同じ
のんびりしたテンポで“キィコキー”などとさえずる.地鳴きは“キョッ”でキツツキ類に似る.
写真3
データは写真1に同じ
嘴基部に青白いラインがある.腰や脇は灰色.
写真4
2008年5月21日 北海道空知地方 (撮影:なべよしさん)
飛翔時は翼の先端付近に出る白斑が目立つ.尾は凹尾.


体長23cm シメ(Coccothraustes coccothraustes)よりやや大きく、ギンザンマシコ(Pinicola enucleator)大
オホーツク圏では夏鳥として渡来し、平地から山地の広葉樹林や針広混交林で見られるが、数はあまり多くない。冬季に観察されることもあり、まれに越冬する個体もいるものと思われる。繁殖期にはつがいで行動し、非繁殖期には少群で行動する。
コイカル(Yellow-billed Grosbeak/Eophona migratoria/オホーツク圏未記録種)はやや小さくてより細めの体型。体は褐色みが強く、脇と嘴は橙黄色。腰はより白っぽい。♂は頭部のほぼ全体が黒く、♀は黒くない。風切の先端が白い。シメは尾が短くて先端が白く、頭部は黒くない。嘴は鉛色(繁殖期)またはピンク色(越冬期)。

参考文献
「北海道野鳥図鑑(河井大輔、川崎康弘、島田明英)」亜璃西社 2003
「決定版日本の野鳥590(真木広造、大西敏一)」平凡社 2000
「Birds of East Asia(Mark Brazil)」Christopher Helm 2009