イソシギ
Actitis hypoleucos



北海道へは夏鳥として渡来し、河川や湖沼などで普通に見られます。
繁殖期には河原などの上を”チーリーリー”と鳴きながら数羽で騒がしく飛び回ったりしている光景をよく目にします。
地上に降りている時には、尾を上下に振る動作が目立ちます。
上面は褐色で下面は白色、翼の付け根の部分に下面の白がグッと入り込んでいる部分が特徴と言えます。




成鳥夏羽 2003.06.06 斜里町



成鳥夏羽(翼上面には白い明瞭な翼帯が出る。飛びながら”チーリーリー”といった声でよく鳴く)
 2003.06.04 斜里町



<類似種>
アメリカイソシギ
Actitis macularia



本来は北アメリカに分布する種で、日本では2003年5月に北海道の浦幌町において初めて記録されました。
成鳥夏羽は写真のように嘴が先端を除いて鮮やかなオレンジ色になり、
体下面に数多くの黒斑が出ることからイソシギとの違いが一目瞭然ですが、
冬羽や幼鳥では嘴の色も鈍り、体下面の黒斑も消えるため、非常に似かよった印象になります。
イソシギよりもやや小さく嘴が短めなこと、尾が短く、イソシギと比べると少々寸詰まりな
シルエットに見えることなどの点で異なっています。



成鳥夏羽 2003.05.19 浦幌町