カケス
Eurasian Jay   Garrulus glandarius


写真1
2005年5月19日 網走市 (撮影:なべよしさん)
よく鳴く鳥で、猛禽類やネコなどの鳴き真似もよくする.
写真2
2005年6月1日 網走市 (撮影:なべよしさん)
巣材を運ぶ.主に針葉樹の高木の梢に近い位置に営巣する.
写真3
2006年10月25日 北海道空知地方 (撮影:なべよしさん)
興奮すると頭の羽毛を逆立てる.
写真4
2007年1月24日 北海道空知地方 (撮影:なべよしさん)
初列雨覆の青/白/黒のパッチがとても印象的.この羽を使ったFly(西洋毛針)もある.
写真5
2007年2月20日 北海道空知地方 (撮影:なべよしさん)
エゾシカの残滓を食べる.数羽から十数羽が群がることもある.
写真6
2008年9月19日 北海道空知地方 (撮影:なべよしさん)
喉いっぱいに集めたドングリを運ぶ.飛翔時は腰と次列風切基部の白が目立つ.


体長33cm キジバト(Streptopelia orientalis)くらいの大きさ
オホーツク圏では留鳥として低地の林から比較的標高の高い森林まで幅広く見られる。夏は森林におり、姿を見る機会はあまり多くないが、冬には少群で市街地にも現れ、人家の庭先にも来る。秋にはミズナラなどのドングリを運ぶ光景(写真6)がよく見られる。こうして運んだドングリは樹洞や地中に埋めるなどして貯食するが、食べられずに残ったものが発芽して次世代の森となっていく。本種はいわば「木を植える鳥」である。
北海道産亜種ミヤマカケス(G.g.brandtii)は頭部が茶褐色で虹彩が暗色という特徴をもち、本州以南に分布する他の亜種とは大きく異なっている。

参考文献
「北海道野鳥図鑑(河井大輔、川崎康弘、島田明英)」亜璃西社 2003
「決定版日本の野鳥590(真木広造、大西敏一)」平凡社 2000
「Birds of East Asia(Mark Brazil)」Christopher Helm 2009