カンムリカイツブリ
Great Crested Grebe   Podiceps cristatus


写真1
1997年3月1日 千葉県銚子市 成鳥夏羽 (撮影:なべよしさん)
夏羽は顔の後ろに赤褐色と黒で色分けされた扇形の飾り羽がある.嘴は黒ずむ.
写真2
2002年11月23日 千葉県銚子市 成鳥冬羽 (撮影:なべよしさん)
冬羽の嘴はピンク色.この個体は夏羽の飾り羽がやや残っている.
写真3
2006年11月11日 網走湖 成鳥冬羽 (撮影:なべよしさん)
頸は長く、色の境界が明瞭.眼先に一本の黒い線が出る.
写真4
データは写真3に同じ(個体も同一)
左右に分かれた短い冠羽がある.
写真5
2008年1月2日 斜里漁港 幼鳥 (撮影:なべよしさん)
幼鳥は全体的に色がぼやけ、顔に隈取り模様がある.冠羽も短い.
写真6
データは写真5に同じ(個体も同一)
手前の個体(周りはスズガモ).体も頸も嘴も細長い.ピンク色の嘴は遠くからも目立つ.


体長56cm 翼開長85cm アカエリカイツブリ(Podiceps grisegena)より大きく、日本産カイツブリ類中、最大の種
オホーツク圏では数少ない冬鳥または旅鳥として渡来し、海岸近くの湖沼や河川、港湾などで見られるほか、時に沿岸海上でも見られる。単独のことが多く、大きな群れで見られることはない。秋から初冬にかけて観察されることが多く、春は少ない。
アカエリカイツブリは小さくて頸は短く、色の境界が不明瞭。嘴は基部と下嘴の大半が黄色。冠羽はない。

参考文献
「北海道野鳥図鑑(河井大輔、川崎康弘、島田明英)」亜璃西社 2003
「決定版日本の野鳥590(真木広造、大西敏一)」平凡社 2000
「Birds of East Asia(Mark Brazil)」Christopher Helm 2009