カルガモ
Anas poecilorhyncha
日本全国に広く分布し、一般の方にも知られていますが、 北海道ではマガモの方が身近な存在と言えます。 オホーツク圏では主に夏鳥として渡来しますが、 繁殖個体数はマガモやオカヨシガモの方が多いような印象を持ちます。 結氷しない河川などでは少数ながら越冬するものもいます。 マガモと同大かやや大きいくらいの大型のカモ類で、黒くて先が黄色い嘴と、 褐色とクリーム色の縞模様の顔が特徴的です。 カモ類としては珍しく、見た目上の雌雄差がほとんどありません。 見極めるのは難しいですが、尾の付け根の部分(尾筒)の色が黒いのが♂、 褐色味が強いのが♀(ただし黒みがやや強いものもいる)とされています。 |
2003.07.18 帯広市
♀(翼鏡は青い。飛翔時の翼下面は比較的明瞭に白黒の2トーンに分かれており、
遠くでも分かりやすい) 2003.07.18 帯広市