キバシリ
Certhia familiaris



上面はまるで樹皮そのもの、まさにこれぞカモフラージュといった鳥です。
ご覧のとおり地味な羽色のうえ、木に張り付くように止まる小さな鳥ですので、
”ツリーッ”という細く高い声を聞いてその存在が分かっても、姿を見つけるまでが大変です。
実際には比較的普通にいる鳥で、冬はカラ類の混群などに混じって行動していることが多いため、
じっくり探してみると必ず見つけることが出来るでしょう。
春なら、是非とも繊細なさえずりを聞いてみてください。
他に見間違えそうな鳥はいませんが、シルエットや木に張り付くように止まるところはゴジュウカラと似ています。
ただ、ゴジュウカラは頭を下にして逆さまに木の幹を降りてくることが出来ますが、本種はできません。
嘴も本種は細くて下に向いてカーブしていますが、
ゴジュウカラはほとんど真っ直ぐか、やや上に反っているように見えます。




2002.10.24 北海道