ミツユビカモメ
Rissa tridactyla



オホーツク圏ではほぼ一年を通して海上・海岸で見られますが、
特に秋〜冬にかけての時期に多くなり、
荒れた日の港には本種が数百羽入っていることがあります。
ユリカモメ程度の小型のカモメ類で、嘴はレモンイエロー、足は黒く、短めです。
幼鳥は嘴が黒く、後頭部などに黒い斑紋が現れます。
飛ぶと翼の上に黒くM字形の模様が出るのが特徴です。
ヒメクビワカモメの幼鳥と誤認される場合がまれにありますが、ヒメクビワカモメは小さく、
比較的軽めの飛び方で、尾はくさび形をしています。
本種には足がオレンジ〜赤味を帯びた個体がいて、ごくまれなアカアシミツユビカモメ
と勘違いされることもありますが、嘴の長さや足の長さ、頭の形の違いなどを
見極め、総合的に判断することが肝要です。
いずれにしても、本種のような数多く見られる鳥を日頃からよく見ておくことが、
スキルアップへの近道になります。




一番手前の頭が白い個体は成鳥夏羽、
そのすぐ後ろと右後ろ、また一番左の個体は成鳥冬羽、
後ろの方にいる2羽は第1回冬羽 
2003.09.27 斜里川河口(撮影:たろべえさん)



成鳥冬羽(後ろにいるオオセグロカモメとの大きさの違いに注意)
2003.09.27 斜里川河口(撮影:たろべえさん)




成鳥冬羽(足は短い。普通は黒いが赤みを帯びた個体もいるので注意)
2003.11.01 網走港(撮影:たろべえさん)