ミヤマホオジロ
Elegant Bunting   Emberiza elegans


写真1
2008年1月3日 網走市 ♂ (撮影:なべよしさん)
眉斑と喉が黄色く、冠羽がある.
写真2
データは写真1に同じ
頭上と過眼線が黒く、胸にも▼の斑がある.
写真3
2006年1月26日 網走市 ♀ (撮影:なべよしさん)
顎線はないか、あっても不明瞭.♀には胸の▼斑がない.
写真4
データは写真3に同じ
♀は眉斑や喉の黄色みが淡く、頭上は褐色.
写真5
データは写真3に同じ
全体に灰色みがあり、腰は灰褐色で、赤みは感じられない.外側尾羽の白斑がわかる.
写真6
データは写真1に同じ
湧水地や温泉排水の流れ込みなど、地表面が常に露出する場所で越冬する.


体長16cm ほぼアオジ(Emberiza spodocephala)大
オホーツク圏では数少ない冬鳥として渡来し、平地の林や草地などで見られる。湧水地や温泉排水の流れ込みなど、地表面が常に露出する場所で越冬することがあり、網走市の呼人探鳥遊歩道ではここ10年以上、毎年数羽が越冬している。渡りの時期には単独で原野に現れたり、しばしばカシラダカの少群(E.rustica)と同時に観察されることもある。
カシラダカの♀は本種の♀に似るが、全体に赤みが強く、腰は赤褐色で淡色の鱗模様がある。眉斑や喉にはほとんど黄色みがなく、明瞭な顎線がある。キマユホオジロ(Yellow-browed Bunting/E.chrysophrys/オホーツク圏未記録種)は耳羽後方に白斑があり、冠羽はなく、白い頭央線がある。喉に黄色みはなく、♂の胸に▼斑はなく、♀には明瞭な顎線がある。腰は褐色。

参考文献
「北海道野鳥図鑑(河井大輔、川崎康弘、島田明英)」亜璃西社 2003
「決定版日本の野鳥590(真木広造、大西敏一)」平凡社 2000
「Birds of East Asia(Mark Brazil)」Christopher Helm 2009