ムナグロ
Pacific Golden Plover   Pluvialis fulva


写真1
2005年5月4日 能取湖卯原内 成鳥夏羽 (撮影:なべよしさん)
成鳥夏羽は上面が金・黒・白のまだら模様、下面が黒で特徴的.脇は白い.
写真2
データは写真1に同じ
飛翔時、腰は白くない.
写真3
2003年8月18日 三重県三雲町 成鳥夏羽→冬羽 (撮影:なべよしさん)
冬羽は下面が淡色になり、全体に黄色っぽくなる.
写真4
2003年8月26日 静岡県浅羽町 成鳥夏羽→冬羽 (撮影:なべよしさん)
初列風切の突出は少なめ.幼鳥は全体的にさらに黄色みが強い.


体長24cm 翼開長60-67cm メダイチドリより大きい
オホーツク圏では旅鳥として海岸や海岸近くの湖沼などに渡来し、普通に見られる。内陸の水田などでも見られる。干潟にも出るが、比較的乾燥した場所を好み、丈の低い草地や砂丘などでよく見られる。ダイゼン(Pluvialis squatarola)と行動を共にすることもある。
ダイゼンは一回り大きく、体つきはがっしりしていて嘴も太い。全体に黒と白のモノトーンの印象が強い。腰が白く、腋羽は黒くて飛翔時に目立つ。鳴き声が異なる。アメリカムナグロ(American Golden Plover/P. dominica/オホーツク圏未記録種)は、やや大きくて足と嘴が短め。翼が長く、畳んだ時には尾端から初列風切が4〜5枚突出する。夏羽は脇が黒い。冬羽や幼鳥は黄色みが弱く、眉斑がより白い。コバシチドリ(Eurasian Dotterel/Eudromias morinellus/オホーツク圏未記録種)は冬羽と幼鳥が似るが、やや小さくて、後頸でつながる明瞭な白い眉斑がある。

参考文献
「北海道野鳥図鑑(河井大輔、川崎康弘、島田明英)」亜璃西社 2003
「決定版日本の野鳥590(真木広造、大西敏一)」平凡社 2000
「Birds of East Asia(Mark Brazil)」Christopher Helm 2009