センダイムシクイ
Phylloscopus coronatus



北海道へは夏鳥として渡来し、もっとも身近なムシクイ類です。
平地から山地にかけて広く分布し、個体数も多く、
春には”チヨチヨビー、チチヨビー”というさえずりがいたるところで聞かれます。
このさえずりは「焼酎一杯グイー」や「鶴千代君ーぃ」といった風に聞きなしされます。
他のムシクイ類に比べると上面・下面ともに明るい羽色をしており、
頭央線もあることから、見分けるのは比較的容易です。
ムシクイ類を見分けるためにはまず本種をよく見て覚えることが近道です。
地鳴きは”フィ”や”ピィ”というものですが、通常のさえずりとも地鳴きとも異なる、
張りのある大きな声で”フィー、フィー、フィー、フィー”と鳴くこともあります。




上面は明るい黄緑褐色で、下嘴は全体に橙黄色 2003.05.14 北海道

下面は白っぽく、腹から下は黄色みがかり、下尾筒は黄色みが強い。
(上と同一の個体)
2003.05.14 北海道
白っぽい頭央線がある。
ただし、目立たないものもいるので注意。

上・左と同一の個体) 2003.05.14 北海道