ツメナガセキレイ
Motacilla flava



草原に棲む黄色いセキレイです。
日本では4つの亜種が記録されていますが、オホーツク圏ではこれまでに
亜種ツメナガセキレイ(M.f.taivana)と
亜種シベリアツメナガセキレイ(M.f.plexa:一度のみ)の2亜種が記録されています。
亜種ツメナガセキレイは海に近い草原などで繁殖し、
オホーツク圏では紋別市のコムケ湖畔や網走市・小清水町の濤沸湖畔などで繁殖することが知られています。
その名の通り、後趾の爪が長いことが特徴ですが、野外で確認するのはなかなか難しいものがあります。
地鳴きは”ジジッ,ジジッ”などと濁った声です。
黄色いセキレイとしては他にキセキレイがいますが、生息地が違うほか、
キセキレイは足が肉色なこと、尾が長いこと、金属的な澄んだ声で鳴くことなどの点で異なります。




亜種ツメナガセキレイ(冬羽から夏羽へ換羽中) 2001.04.13 沖縄県石垣島



後趾の爪が長い(交通事故で死亡した個体を撮影)
2001.09.13 沖縄県石垣島


亜種シベリアツメナガセキレイ?夏羽
(喉が明らかに黄色く、頬は
亜種マミジロ〜(M.f.simillima)の平均より
やや濃いように見えるが、
白い眉斑が太く明瞭で
眼先まで伸びていることから
亜種マミジロ〜の可能性も
捨てきれないと思われる。
なお、亜種シベリア〜は
亜種マミジロ〜の変異種とする説もある)

2001.04.10 沖縄県石垣島