ウグイス
Cettia diphone



”ホーホケキョ”というさえずりと、この鳥の名を知らない人はいないでしょう。
日本では古来から多くの人に親しまれてきた代表的な鳥です。
本州以南では留鳥として冬も見られますが、北海道では夏鳥で、厳寒期には姿を消します。
ただ、晩秋や初冬の頃にも姿を見ることが間々あるため、
暖冬の年や道南の方では越冬している個体もいるものと思われます。
春の渡来は早い方で、まだ雪が残る3月中には渡来し、暖かな日には笹藪の中でさえずりの練習をしています。
体長15cmほどと、このグループの中では大きい方で、足も長めです。
全体に「ウグイス色」と呼ばれる緑色味を帯びた灰褐色で、翼や尾はやや褐色味が強く、
翼には、センダイムシクイなどに見られるような雨覆の白線が見られません。
有名なさえずりの他に、警戒した時に発する”ケキョケキョケキョケキョ・・・”という声
(俗に「谷渡り」と呼ばれています)が知られていますが、地鳴きは”チャッ、チャッ”という地味な声です。




2003.05.13 北海道