ワキアカツグミ
Redwing   Turdus iliacus


写真1
2010年1月8日 網走市 第1回冬羽 (撮影:なべよしさん)
その名の通り脇が赤褐色.暗褐色の顎線が顕著.上面は一様に暗灰褐色.
写真2
データは写真1に同じ
飛翔時には赤褐色の脇と下雨覆がよく目立つ.胸から腹、脇には暗褐色の縦斑が散在する.


体長21cm ツグミ(Turdus naumanni)より小さい
オホーツク圏ではまれな冬鳥として過去2例[2007年3月18日/斜里町本町(斜里神社)/1羽]、[2010年1月7-9日/網走市駒場/第1回冬羽1羽(写真1-2)]の記録が報告されている。斜里ではツグミ1羽と行動をともにし、網走ではツグミ40羽ほどの群れに混じってナナカマドを採食していた。
ツグミの亜種ハチジョウツグミ(naumanni)は大きく、顔や胸、脇、尾などが橙褐色をしている。ただし色の程度は個体差が大きいため注意が必要。カラアカハラ(T.hortulorum/オホーツク圏未記録種)やクロツグミ(T.cardis)の♀は明瞭な眉斑がなく、嘴は全体的に黄色い。ノドグロツグミ(T.ruficollis/オホーツク圏未記録種)の亜種ノドアカツグミ(ruficollis)は明瞭な眉斑がなく、上面は灰色みが強くて最外側尾羽が赤錆色。

参考文献
「北海道野鳥図鑑(河井大輔、川崎康弘、島田明英)」亜璃西社 2003
「決定版日本の野鳥590(真木広造、大西敏一)」平凡社 2000
「ワキアカツグミの観察(柳澤紀夫)」北海道野鳥だより150(p.12) 2007