ユキホオジロ
Plectrophenax nivalis



冬鳥として渡来する種ですが、渡来数には年によってかなり差があります。
例年11月頃に初認され3月末頃まで見られますが、広域を移動しながら越冬するようで、
同じ場所で連日必ず見られるというわけではありません。
「ホオジロ」の名前が付いていますが、一般的なホオジロ属の鳥とはかなり違ったシルエットをしています。
夏羽/冬羽ともに白が基調になった羽色で、飛ぶと翼の先端が黒いのが目立ちます。
オホーツク圏では春に渡りを前にして集結することがあり、涛沸湖畔では3月中旬〜下旬にかけて、
数百から数千羽の大群が見られる年があります。
繁殖地へ帰る直前のこの頃には、さえずりを聞けることがあります。




♂冬羽から夏羽へ換羽中(♂の夏羽は白と黒の2トーンが特徴的。
この個体は背や肩羽などに白やバフの羽縁があり、嘴も黒ずんできてはいるものの
まだ基部に黄色みがあるなど、冬羽的な特徴が見受けられる)
2003.04.11 斜里町



♂冬羽から夏羽へ換羽中(腰が白いのが目立つ。
ホオジロ属に比べて足が長く、尾が短い。
体が地面に対してより水平の姿勢をとることが多く、
シルエット的にかなり異なっている)

2003.04.11 斜里町
♂冬羽から夏羽へ換羽中(雑草の種子を食べる)
2003.04.11 斜里町
♂冬羽から夏羽へ換羽中(白黒の体は
こういった環境では保護色となって目立たない)
2003.04.11 斜里町