2010年12月5日 斜里町・斜里漁港(斜里川河口)
今日は青空が広がる穏やかな天候の中、毎年恒例のヒメクビワカモメ狙いの探鳥会でした。通常の探鳥会だったら最高の天気なのですが、暴風波浪時に出現するヒメクビワカモメにとっては残念な状況でした。ということで探鳥会でヒメクビワはまた来年へ持越しです。
斜里川河口のカモメは随分と数を減らしていました。当地で越冬するオオセグロカモメやシロカモメ、ワシカモメ以外のカモメは全て南へ渡ります。今日見たウミネコやセグロカモメはもしかすると今年最後の個体だったかもしれません。
沖にはこの時期特有の各種海鳥を見ることができました。しかし、どれも遠くてよくワカラナイ。割と近くにいる識別可能な鳥達をスコープに入れても、前日までの荒天の余韻のせいで波は高くて常に見え隠れ状態・・・。きっと参加者の多くが「見たような見てないような?何だかスッキリしないなぁ~」という感じだったと思います。
それにしてもこの冬は暖かい日が続いています。知床連山の積雪は随分と少ない印象で、低地にはどこにも雪が無く風景は10月下旬から何も変わっていない感じがしています。 例年なら強い北西風の暴風雪になるはずだった前日の低気圧は、南からの強風が吹き付ける12月では有り得ない雨でした。う~ん・・・これではヒメクビワカモメはしばらく出そうもないですね。
確認種:アビ、シロエリオオハム、ミミカイツブリ、アカエリカイツブリ、ミズナギドリsp.、ウミウ、クロガモ、ビロードキンクロ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カワアイサ、トビ、オジ ロワシ、オオワシ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、シロカモメ、カモメ、ウミネコ、ウミスズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ハ シボソガラス、ハシブトガラス(以上26種類)
参加者数:20名(内訳:北見市1名、網走市5名、斜里町10名、小清水町2名、津別町1名、遠軽町生田原1名)
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