2019年10月6日10:00〜11:30
[斜里川河口]
前日のやや荒れた天候から一変し、穏やかな日差しと秋らしい気温の中、斜里川河口部で探鳥会を行いました。
河口部にはこの時期オホーツク沿岸部で見られるカモメ類が揃っていました。それぞれ羽を休めている個体、ホッチャレ(産卵を終えて力尽きたと思われるサケの死骸)をついばむ個体、水浴びをする個体などで賑わっていました。セグロカモメの群れの中には脚の黄色い個体(俗にタイミルセグロカモメと呼ばれる個体)やシロカモメとセグロカモメの交雑と思われる個体もいました。カモメの面白さを少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
沖の方は目をやると、昨日の荒天の名残か、数羽のハイイロウミツバメが浜辺近くの波間を飛びながら探餌する姿が見られ、一同見慣れない海鳥に盛り上がっていました。
渡ってくる鳥、渡り行く鳥を楽しむことができるこの時期ならではの探鳥会となりました。
今回は地元の学生さんや、遠くは関西からお越しの方もいて、各々良い交流ができたのではと思います。
皆さんお疲れ様でした。
【確認種】オナガガモ5、コガモ6、シノリガモ1、ビロードキンクロ、クロガモ1、ドバト、アビ2、ハイイロウミツバメ4+、カワウ4+、ウミウ6+、アオサギ、ミツユビカモメ、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ10+、ワシカモメ2+、シロカモメ65+、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トウゾクカモメ1、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、(ほか、タイミルセグロカモメ1、シロカモメ×セグロカモメ交雑と思われる個体1)以上、28種+交雑個体2
【参加者】24名
報告:一徹さん
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