2020年10月18日
[金刀比羅さくら公園(北見市)]
新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、当支部では3月下旬の探鳥会から活動休止を続けて参りました。
感染の拡大はまだ続いているものの、ある程度落ち着いた状況であること、またマスク着用や手指の消毒といった感染症対策が市民に根付いてきていることもあり、今回の探鳥会から再開することとなりました。
参加に当たっては、「支部会員とそのご家族のみ参加可能」として、人数をある程度抑えた状態で実施することとしました。参加者の方にはまず、あらかじめ用意した消毒液で手指の消毒を行っていただいたあと、名簿代わりに健康チェックシートへの記入を行っていただき、「人との距離をなるべく保つ」といった基本的な注意事項についてもあらためて確認していただきました。
さて、そのような形での実施となった実に久しぶりの探鳥会は、担当の花田さんのご挨拶で幕を開けました。
これ以上無いほどの好天に恵まれ、美しい紅葉に目も心も癒やされながら遊歩道を散策しました。
今年は山のどんぐりが不作のようで、カケスの姿がとても多く見られました。皆、忙しそうにせっせ、せっせとどんぐりを運んでおりました。
私たち人間は鈴なりのコクワ(サルナシ)やヤマブドウを目にしては歓声をあげておりましたが、手の届くところには一つもなく、まさに高嶺の花の状態でありました。
シメやメジロなどの声を聞きつつ歩いていると、透き通った青空を背景に飛ぶ大型の猛禽類が。だんだん近づいてきて、ついに私たちの頭の上を通過していったその姿は、美しいオジロワシでした。
頃合いを見てUターンして集合場所へ戻り、鳥合わせをしてほぼ1時間、ちょうど良いタイミングでの解散となりました。
【確認種】オジロワシ、コゲラ、カケス、ハシブトガラス、ハシブトガラ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ゴジュウカラ、キバシリ、シメ、カシラダカ、アオジ、以上15種
【参加者】14名
報告:管理人
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