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【探鳥会報告】111002/斜里漁港探鳥会

2011年10月2日 斜里漁港(斜里川河口)

今日の知床連山の頂には薄く雪が積もっている様子が見え、さわやかな秋晴れの中で探鳥会は始まりましたが、河口の波は高く、南から吹きつける風は冷たかった。

そんな中で例年通り、この時期から見られるカモメ類の基本8種類を観察します。「大型カモメは足がピンク。中型カモメは足が黄色。小さくて足が赤いのがユリカモメで、足が黒いのがミツユビカモメ・・・足がピンクで背が濃いのがオオセグロで・・・」と、毎年同じようなことを説明しながら観察は続きます。

ミツユビカモメ(撮影:A.S.さん)

寒さで手がかじかみはじめ、鼻水をススル音が増えはじめ、そろそろ終了しようと思い始めた時に、Yさんの「あっ、トウゾクカモメ!」という声が聞こえました。すぐに河口沖を見ると、高波の向こう側でアジサシを追いまくるトウゾクカモメ類の姿が見えました。空を背景に舞い上がっては波間に落ちて見失うをしばらく繰り返し、やがてそのまま何処かへ居なくなりました。陸上からはなかなか目にする機会が少ない光景に、ほんの少しだけ寒さを忘れることが出来ました。

確認種:カワウ、トビ、オジロワシ、ユリカモメ、タイミルセグロカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、シロカモメ、カモメ、ウミネコ、ミツユビカモメ、アジサシ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、トウゾクカモメsp.

参加者:15名(内訳:北見市6名、網走市3名、紋別市2名、小清水町2名、津別町1名、遠軽町1名) 

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