2012年10月7日 斜里川河口
今日の斜里川河口は澄み切った青空に、風も波も無くて、暖かくて、参加者のTさんが言ってましたが「なんだか春のよう!」なとても穏やかな天候でした。探鳥会は例年通り斜里川河口の左岸側から、浜や堤防で休み、河口で水浴びをするカモメ達をのんびりと観察しました。
オホーツク海沿岸ではこの時期に、国内で普通に見られる基本8種類がとても見やすくなります。ちなみにオホーツク沿岸ではオオセグロカモメは1年中普通に見られますが、セグロカモメとカモメとユリカモメは春と秋~初冬のみで厳冬期と夏にはまず見られません。ワシカモメとシロカモメは秋~冬のみの出現で、ウミネコは春~初冬は普通に見られますが厳冬期には皆無になります。ミツユビカモメは概ね10月にだけ見やすくなります。そういう訳でオホーツク沿岸では10月頃が色んなカモメを見るには都合良くて、例年この時期にカモメ目当ての探鳥会をやっています。
それにしてもオホーツク支部女子のメンバーは燃えてます。私としてはまだちょっと気が早いような気がしないでもないですが、今日の探鳥会では難易度が高いセグロカモメとオオセグロカモメの幼鳥の識別に熱心に取り組み始めていました。私も答えに窮する感じになってきたので、改めて真剣にカモメ観察をしないと、あっという間に置いていかれそうな感じがしています。
【確認種】 カワウ、ウミウ、スズガモ、クロガモ、カワアイサ、トビ、オジロワシ、キアシシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、タイミルセグロカモメ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、シロカモメ、カモメ、ウミネコ、ミツユビカモメ、アジサシ、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、カワラヒワ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(以上、24種)
【参加者】10名(内訳:北見市4名、網走市3名、小清水町2名、津別町1名/[男女比]男4:女6)
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