2014年5月18日 美幌町せせらぎ公園
低気圧の影響で前々日くらいから気温が急降下し、山間部では季節外れの積雪となったオホーツクです。先週の滝上は27℃くらいまで気温が上がりましたが、今朝の美幌は5℃。これがオホーツクです。そんなことには負けていられません。服をたくさん着込んで防寒の備え十分のモノズキさんが今日も大勢集まってくれました。
美幌町民の憩いの場として名高いせせらぎ公園ですが、探鳥会は今日が初めてでした。美幌町にお住まいのHさんにご案内いただきながら歩き始めると、さっそくオオルリが登場。サービス精神旺盛でじっくりとステキな姿と声を堪能することができました。
センダイムシクイとアオジに囲まれながら魚無川の右岸から左岸へぐるりと歩き、ガンメタリックの嘴へと変身した夏のシメの群れにしめしめと味をしめ、食べられる山野草の知識を蓄えつつ、たっぷり2時間半歩いて終了となりました。最後はまたオオルリが出てきてくれて、「オオルリにはじまりオオルリに終わる」探鳥会となりました。
地元のモノズキな面々はもちろんのこと、遠く東京からお越しいただいたKさん、また飛び入り参加された大阪の皆さん、本当に寒い中お疲れ様でした。
初めてのせせらぎ公園は想像以上に素晴らしいところでした。天気が良ければもっと多くの鳥たちに出会えていたに違いありません。来年以降もこの場所で、この時期に、是非探鳥会を開催したいと思います。
【観察種】マガモ、キジバト、アオサギ、トビ、コゲラ、アカゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ハシブトガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ヤブサメ、センダイムシクイ、ゴジュウカラ、キバシリ、コサメビタキ、オオルリ、ニュウナイスズメ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、アオジ(以上、25種類)
【参加者】33名(内訳:美幌町8名、北見市8名、網走市5名、津別町1名、大空町女満別1名、小清水町1名、遠軽町生田原1名、釧路市阿寒町1名、東京都1名、大阪府6名)
※野鳥の写真はA.S.さんご提供。探鳥会風景の写真は美幌博物館ご提供。
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