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日本野鳥の会オホーツク支部ブログ

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【探鳥会報告】100502/網走市呼人探鳥遊歩道

2010年5月2日 網走市・呼人探鳥遊歩道

昨日までは天候不順で肌寒い状態が続いていましたが、今日は朝からまずまずのお天気で気温もポカポカ。まさに探鳥会日和でした。

網走湖に突き出た呼人半島を周回できる「探鳥遊歩道」は一年を通じてオホーツクらしい鳥たちを存分に楽しむことができるホットスポットですが、この時期は水芭蕉の群落が見頃を迎えています。ここ数年は春先の気温が高く、ちょうど今頃には盛りを過ぎていたのですが、今年は寒い日が続いたおかげでまさに今がピーク。最高の景観となっています。

さて8:00。

遊歩道入口には大勢の参加者の皆さんが集まっていました。その数、なんと57名。毎年大人気の呼人探鳥会ですが、今回は私どもの探鳥会の最多参加者記録を更新しました。誰もが気軽に参加できることをモットーにしている私どもの探鳥会らしく、1/3~2/5ほどは野鳥の会の会員ではない一般の方々でした。鳥や自然が好きな人を一人でも増やすというのが私たちの理念の一つでもあるので、これは大変嬉しいことです。

ただ、これだけの大人数となると、さすがに「全員一斉に同じ鳥を見る」ことは叶いません。どうしても行列状態になってしまいますが、ガンガン鳥を見たい!という方は今回の担当であるW幹事と一緒に先頭グループへ、のんびり花や木も眺めつつ・・・という方は後続グループへ、どちらも楽しみたい人は中程の遊撃隊として・・・といった形でゆるーくグループ分けをしました。

アオジなどの陸の鳥と花々を観察しながらのんびりゆっくりと歩き、1.5kmほど奥へ入って湖岸に出たところで今度はカイツブリやカモ類、アオサギなどを観察。一休みしたところでUターンし、集合場所まで戻りました。

天候不順が響き、例年に比べると夏鳥も花の開花も明らかに遅れていましたが、それでも45種類もの鳥を確認できました。種類が多いだけでなく、いつもは素早い動きでなかなかじっくり見られないゴジュウカラやキバシリ、オオアカゲラ、アオジ、ムクドリ、ニュウナイスズメといった鳥たちをたっぷり観察することができ、とても楽しい探鳥会となりました。

確認種:カイツブリ、カワウ、アオサギ、オシドリ、マガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、ミコアイサ、トビ、オジロワシ、ハイタカ、ノスリ、オオジシギ、オオセグロカモメ、カモメ、キジバト、アカゲラ、オオアカゲラ、コアカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ノビタキ、ヤブサメ、ウグイス、エナガ、ハシブトガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、キバシリ、メジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン、アトリ、カワラヒワ、ベニマシコ、ニュウナイスズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(以上、45種)

参加者:57名(内訳:北見市18名、網走市27名、美幌町2名、津別町3名、小清水町3名、置戸町1名、遠軽町生田原1名、小樽市2名)

ご参加いただいた皆様お疲れさまでした。

次回は5月9日(日)、サロマ湖畔遊歩道をちょっと歩きます。参加される方は、道の駅サロマ湖に8:00までにお越しください。天気が芳しくない場合がありますので、雨具と長靴を用意されると良いかと思います。道の駅では焼きホタテなどが食べられますので、食いしん坊の方は財布を忘れずに!

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