2016年1月16日14時から、濤沸湖水鳥・湿地センターにおいて、鳥塾を行いました。
支部会員向けの「学びの場」としてスタートした企画で、4回目の開催となります。
今回は『森と鳥のはなし』と題して、東京農大大学院で森林の攪乱と鳥相の関係について研究された嶋崎太郎さんに講師をお願いしました。
北海道における森林のタイプや、各林相の特徴、そこで見られる鳥類相についての解説、台風等での攪乱後の鳥類相の変化について、そして単一樹種の人工林を生物の多様性が豊かな自然林に近いものに変えていくためのアイデアなど、嶋崎さんのお話しは豊富な話題をわかりやすく整理されていて、素晴らしいものでした。
1時間半ほどの講義のあと、嶋崎さんと19名の参加者全員で座敷のボランティア室へと移動し、会員のMさんが作ってきてくれた草餅をはじめとした参加者の皆さんが持ち寄ったお菓子を食べながらの座談会へと移行しました。
嶋崎さんに直接さまざまな質問をされたり、嶋崎さんが最近行かれた小笠原諸島の写真を見せていただいたりしながら、楽しく充実した時間が過ぎ、気がつけばセンター閉館の直前となっておりました。
今回も「鳥塾」大成功!でした。
最後になりましたが、お忙しい中日程を調整して講師を快く引き受けてくださった嶋崎さん、そして会場設営等でお世話になりましたらセンター職員の皆さまにこの場を借りてあらためて御礼申し上げます。
不定期の催しになりますが、また機会を作って鳥塾を開催していきたいと思います。
どうぞご期待下さい。
文責:川崎康弘
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